自分史の作り方②

自分史の作り方―――続き

 

自分史を作るには、書くきっかけと目的、そしてどんな形態のものにするかが重要です。

きっかけや書く目的として、

 

・人生の節目(定年、還暦、金婚式など)
・残さずにはいられない、自分にとっての特別な体験がある
・子育ての記録を書いておきたい
・故人のために作る
・誰かに(家族、親戚、友人など)見せるため
・誰にも見せるつもりはないが、記録として残す
・自己分析のため(自分の強味、弱点の発見や自己肯定感を得る)
・自分を良く知ってもらうため(自己紹介などに使う)
・作る工程を楽しむ。完成品を見て充実感に浸る

などが考えられます。

 

また、形態は

・冊子やハードカバ-などの本にする

・動画にする

・音声のみ

・マンガで作る

・イラストや写真が中心のもの

・自分の趣味で作った作品をまとめる     

などが考えられます。

 

目的と形態のおおよその見当がついたら

誰が自分史を作るのかを決めます。

 

誰が書くか

もちろん自分が作るのですが、

最初から最後まで自分の力で書くのか、

それとも誰かに聞いてもらいながら、記憶を呼び覚ましてもらいながら

まとまってきたものを自分で書くのか、(誰かに協力をしてもらう)

聞いてもらったものを、全てお願いしてまとめてもらうのか(誰かに託す)

で自分史の難易度と費用と内容が変わってきます。

 

費用を考える

まず、手書き原稿かワードで書いたデータをデータ入力してもらうかによって

費用が変わってきます。

また文字数や、イラスト写真の数、レイアウトを考えてもらったり

章立てのデザインなども凝ったものにしたりすれば費用はかさみます。

 

この辺は、冊数も含め、いくらまで出せるかを

自分史の作成に取り掛かる前に決めておいたほうがよいでしょう。

 

今回のまとめ

自分史の作成に取り掛かる前に、

誰に見せるのか

何部作るのかを決めておきます。誰に見せるのかが決まれば

おおよその部数は予想立てできると思います。

 

次に、どんな形態の自分史にするのかを決めます。

文章中心なのか、写真・イラスト・動画を中心に作るのか

おおまかに決めておきます。

 

そして、誰が原稿を書いてデータ入力は誰に頼むのか、

また、製本はどうするのかを決めておきます。

後で変更しても構いません。あらかじめ決めておくことが大事です。

 

ある程度、順序を把握しておいてゴールが見えていた方が

安心して自分史作成に取り掛かれます。

 

 

実体験ですが、一人で考えこむと進まなくなる事があります。

自分史アドバイザーの役割として、作成が進まなくなったとき

背中を押してあげることが仕事の一つではないかと思います。

 

一人で作っていると、木を見て森を見ずではないですが

ほんの些細なことで止まってしまうことがあります。

そんなとき誰かに「ここは、こう」「すると、こう」「なら、こうは?」

とか言ってくれる人がいれば、ありがたいなと感じたのを思い出します。

 

 

 

 

 

 

 

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