自分史の作り方④ 最終回
▮原稿が書き終わってからの大まかな流れ
原稿が書き終わったら、編集に入ります。
章立てから、目次、写真の配置、誤字脱字(数字の半角・全角の違いは見逃しやすい)などを見直したり、
必要な時は文章の量を微調整したりします。
次にDTPと呼ばれる工程に移ります。
DTPとは簡単にいうと、パソコン上でレイアウトや文章・写真・イラストなどの配置を整え
印刷用のデータに仕上げることといえます。
そして、校正が行われます。ここで、写真やイラストなどの使い方などをチェックし、再校正をします。
校正が終わると、印刷し製本工程に移ります。
ネット製本を利用する
一般的にネットで自分史を作成した場合、費用をそれほどかけず完成させることができます。
その代わり、完全なデータを入稿する必要があります。
つまり、校正のやりとりを省くため、こちら側に編集やデザイン、印刷の知識やスキルが必要になります。
また、ネット印刷の場合ミスがあっても印刷されてしまいます。
例えば、人を介すことで修正した方がいい箇所が見つかる可能性がありますが、
ネット製本の場合そうはいきません。
▮まとめ
まず、原稿が出来上がったら編集作業がある。
編集では、章立てから写真の配置や文章のボリュームなどを調整し、誤字脱字を修正する。
編集の後は、DTP作業により印刷用のデータに仕上げる。
その後、校正の工程があり写真や文字の組み方などをチェックする。
問題があれば、修正し2回目の校正をする。
校正が終わったら、印刷し製本作業に入る。
最後に費用について
大きく、原稿製作費、編集費、印刷費、製本費と分けることができます。
ネット製本の場合、ホームページ上で簡単に見積もりを試算することができます。
例えば、スピード冊子印刷.comの場合だと「超かんたん自動見積もり」という機能があります。
原稿制作と編集に関しては、どこまでを自分で行い、どこを任せるかで
費用は大きく変わってきます。
きちんとした物を作る場合は、原稿制作の段階から第三者に手伝ってもらうといいです。
実体験ですが、一人で作っているとゴールを見失います。
そんな時に軌道修正してくれる伴奏者がいるとスムーズに自分史づくりが進められますし、
第三者の目が入ることで完成度も上がります。
そうではなく、試しに作ってみようというときやなど気軽に作るときは、ネット印刷で作るのもいいと思います。